2016年9月2日金曜日

【梅日記その15】

気がつけば梅日記も15回目。こんなにも長引かせる必要はまったく無かったのだけど…
結局1ヶ月半くらい漬けていたのかな。先日、無事完食致しました!


ラップの蓋(鉄だと錆びる)を久しぶりに開けてみる。最初はオレンジだった完熟梅も、紫蘇との化学反応で、この通りしっかりと鮮やかな赤に!


いざ試食哉!器に助けてもらおうと、お気に入りの伊藤聡信さんの茶碗を取り出し、佐賀白石産の八分付けで挽いてもらった新米!に、出来立ての梅干しを大事に乗せる。しかし佐賀産を選ぶなんて意外と郷土愛あるのかしらん。確かに田舎の風景は田んぼばかりだった。


この数年、お米は米屋さんで挽いてもらうのが、習慣になってしまった。と言っても駅ビルに普通に入っているの店舗で気軽に行けるし、そんなに高くも無い。挽いてもらう時間もひとつのイベント。そしてやっぱりお米がみずみずしくて味も美味しいのでもう元に戻れないかも。

梅干しの味はやっぱり納得の美味しさ!塩は結構入ってると思うけど、塩の種類なのか梅の良さなのか、味はまろやかで上品に。そして梅の酸味で箸が止まらない。御飯はやっぱり新米だけあって甘い!夏バテて食欲無いときでも、もうこの梅と御飯、あとは熱くて濃い緑茶があればそれで良いと思える。しかしこの後、数日でこの5粒はあっと言う間に消えて行ったのでした。

ちなみに伊藤さんの器は数年前に西荻窪の廬山にて一目惚れで購入したもの。側面の模様が、なにか版のようなもので押してある。なんだか、こんな風に一見地味でもよく見ると味わい深いっていうパターンがどうしても好きかもしれない。使用する時にレンジでガンガン暖めても(多分駄目だけど)びくともしない頑丈な作りなのもありがたいです。


この梅干しを作るきかっけになったのは「バンブーカット」さんのワークショップ。たまに、こういったワークショップや、もっと気軽な試食や体験のイベントもやっていらっしゃるみたいなので、興味がある方は行ってみても面白いかもです。

さあ、8月も終わって9月のスタート。この夏のいろいろな思い出。今年はすごく良い夏だったしスタートできたこともあった。秋も好きだから、がんばろう。

※梅ファンの皆様、ご拝読ありがとうございました。ー梅日記おわりー