2016年8月15日月曜日

【梅日記その14】

連休も今日で終わり。そろそろ梅日記を締めようと思っているのですが、最終回の前にもう一度。
この梅日記を付けてて気づいたことは、結構皆さん梅が好きだったんだなと。FBでの、玄人級の人から気軽にちょっと漬けてみたという人まで、色々なところで「こんなん出来ましたけど〜」というご報告の日記を見ると私までなんだか嬉しくなっていました。
この間、行きつけの整骨院のおじさんに、最近のトピックとして「この間梅干しを自分で作ったんですよ。これが楽しくて。」と言ったら「まあ〜昔は田舎では家で作るのが普通だったからねえ。買ったりなんかはしなかった。味噌とかも作ってたし。今じゃやんなくなったよね。」と。「ん?でも私の周りでは結構自分で作ってる人いますし、近所の小さなスーパーでも梅雨の時期には大々的に梅コーナー作られていますよ〜。」と言ったら驚いていました。結構、定着してますよね。梅仕事。若い人だってやってるし。
もしかしたら今年は自分が梅干しを作っていたので、梅に関するレーダーが強くなっていたのかもしれません。一番嬉しかったのが、家の近所のなんでもない小さな商店街で、60代くらいの普通のおじさん(失礼を承知で言うとちょっとしなびた…お洒落とかではないポロシャツとチノパン的な男性)が、いわゆるスーパーで売っている赤い蓋の大きなガラスビンを素手で持って、反対側の手には山盛りの梅を抱えて、ビンをブラブラさせながら、こちらにも伝わるようなゴキゲンな感じで歩いている姿を見たとき。多分これから梅酒を作ろうとしていたのかな?明らかに奥様のお使いではなく自分で作るんだ!というやる気がこちらまで伝わってきて、なんだか私まで幸せを感じてしまいました。
そんなこんなでラストの前に「梅醤油」というものがとても便利で万能なのでご紹介して終わることにしましょう。これは昔、新聞のレシピをくりぬいて覚えていたものです。なので作者不明ね。

【材料】
・梅干しの種 10粒(梅料理で余ったものでOK)
・醤油 1/2カップ
・酒 1/2カップ(中火で2分沸騰させてアルコールを飛ばす)
・だし昆布 6cm角1枚(ふじっ子昆布とかでも)
・鰹節 一掴み
これを冷蔵庫で一晩寝かせるだけ。分量はあまり拘らず、梅干しの種がなかったら梅丸ごと入れても良いかなと。使い方は色々。おそうめんの出汁に入れてもいいですし。私は蒸しキャベツと蒸し豚肉にかけて食べるのが一番好きです。その時は野菜や肉から出た蒸し汁も取っておいてブレンドするとちょうど良い味付けに。

*多分続く。梅干しファンに向けて。

【梅日記その13】2016/7/9

先日、表参道のトビチさんでやっている「深谷かほるの世界」展に行ってきました。会期は明日の日曜までですよ。「夜廻り猫」をネットで知ってから、本が出たら買いたいなと思っていたのです。しかし土日はきっと混むだろうし、家でやる仕事がたまっているので昨日の昼間ささっと行ってきました。
見ていると、この方の絵や漫画は本当にサービス精神の塊だなと感じました。人を楽しませよう!と言う気持ち(おそらく救いたいということもきっと)。でもそれだけじゃなく「絵を描くのって楽しいな〜」という素朴なところと、周りの人の反応で「よ〜し!もっといいもの描いちゃおう!」とご自身が楽しんでいる様子も伝わってきます。漫画の見開きの右側に新たに追加された、丁寧な描き方の絵と合わせて読むのもとてもよいです。

これ梅日記じゃない・・・そうですよね。本当はここのショップで売っている飯島奈美さんの「うめ酢」をゲットする目的もあって、試飲したら紹介したかったのですが、なんと売り切れ!(今日また入荷するみたい)しょうがないので家に残った最後のジャムを厚切りトーストに贅沢に塗って、朝食のお供にしました。かろうじて梅日記か??
さあ!雨も降っているし、今週末は籠もって仕事です。時にこの漫画を読んでリフレッシュしよう。そして合間に時間を作って選挙の勉強をして投票に行くつもりです。皆さんも良い週末を。
*多分続く。梅干しファンに向けて。

【梅日記その12】2016/6/30

先日、梅ジャムを作りました。昔友人に頂いた手作りの「梅ジャム」が美味しかったな〜。という記憶があり、作るならあれだ!と長らく思っていました。そしてスーパーで南高梅が思ったより安くで購入できたので、すぐにクックパッドで検索です。

ちなみに4月から電力自由化がタートしましたが、私はすでに東京ガスへ切り替えています。トリプル割ってやつですね。実は特典のひとつとして「クックパッドの人気順検索」ができるんですよ。この辺の東京ガスのセンス、いいなと思うんです。ガスパッチョも過剰におしりがぷりぷりしているし…なんだあのぷりぷりは。
ちなみに参考にしたレシピはこの辺り。レシピにも色々あって、初心者なので良くわからず複数組み合わせてみましたよ。
http://cookpad.com/recipe/2256120
http://cookpad.com/recipe/1484779

作り方は省くとして作っていて気がついた事を備忘録しておきます
・梅は軽く煮るだけですぐに、ぷよぷよと柔らかくなる。煮るとなんだかスモモっぽくなる。
・黄色い梅は「完熟梅」、黄緑なのが「青梅」って区別するのは知らなかった。
・完熟梅でも煮ていると灰汁が出て来た。青梅の方が灰汁が強いそうだ。
・梅を水から煮て、その湯を捨てるのは灰汁を取るため?2回も繰り返すし。
・種は最後迄必要!なぜなら種の周りにペクチンがあって、これがジャムらしい粘り気を作る。
・砂糖は本来なら上白糖を使用。そうすれば完熟梅の綺麗な黄色い色を生かしたジャムが作れる。
・思ったよりずっと簡単に短時間で作れる。

結果ですが、作るときに家に黒砂糖しかなくて、当然ながらジャムの色はかなり「茶色」になってしまいました。本来のイメージしていたジャムの色とは違うけど、これはこれで健康志向か…でもずっと作りたかった梅ジャムが作れて満足です。

使い方としては、パンに塗るジャムとしてじゃなくても、朝起きたときとか、ちょっと疲れたなという時に一匙舐めるとクエン酸が取れて元気になれる気が。なんというかミキプルーンの代用品的な?作り置きして冷凍する人もいるみたいです。もっと作って保存しておきたい気もしていますが、そろそろ梅シーズンも終わりを迎えそうです。

*多分続く。梅干しファンに向けて。

【梅日記その11】2016/6/25

今日は梅日記じゃないけど、自分で試してみて良いと思った梅雨の過ごし方を書いてみたいと思います。
梅雨が続くと、どんよりした天気に気分が引っ張られるということはないですか?そんなことない!いつも元気いっぱい!という人もいるかもしれないけど私は違うなあ。でもできれば毎日を有意義に幸せを感じながら過ごせればいいなとは思っていて、そんなときは自分から行動を「軽くする」のもひとつの手かもしれないなと思ったのです。
目の前にあることをまず軽〜い気持ちで取りかかってみると、以外と気持ちが乗って来て気がついたら用事が済ませられた。みたいなことってありますよね?もう小さなことでいいんです。無意識じゃなくて意識的に軽くしようと思うくらいで良いかも。
デスクワークが続いたある日、外をふと見ると窓ガラスが汚れていたので、あれこれ考えず「窓から見える景色が明日からは透き通って輝いていたらきっと楽しいだろう」と思い立ち、ぼろい服(これ重要!)に速攻着替えてビニール手袋をして(これ重要!)そのままホースでガシガシと水浸しになりながら窓ガラスを洗いました。次の仕事に行く時間が迫っていたので時計を見える位置にセットして、ゲームみたいな気分で5分ですます!と思いながらやると、あんなに面倒だった掃除もあっという間。ついでにプランターや鉢も洗って、今度なにか植物を買ってこようという楽しみも出来ました。その後は残り5分でシャワーを浴びてさっぱりです。完璧にやろうと思わなくても、その時できることだけでいいんです。
土を触ったり水をあびたりするのってやっぱり元気になれる気がします。写真は関係ないけど、灰汁抜きをしている茄子。紫色と水の反射が綺麗。

*多分続く。梅干しファンに向けて

【梅日記その10】2016/6/23

梅雨ですが今日の東京は久々に青空ですね。

さて先日の晴れた気持ちのいい日、赤紫蘇ジュースの絞りかすで紫蘇香煎(しそこうせん)、所謂ゆかりを作りました。と今レシピを再確認していたらいきなり間違いを発見。“本当は”紫蘇の絞りかすに、梅酢かお酢を揉み込んで一晩おいたもの天日で乾かす・・・でしたが
酢、入れてなかったな〜。味、どうりで無いはずだ〜。


ただ、良かったのはごりごりとすり鉢で擦っている間中、部屋にいい香りが充満していたこと。赤紫蘇侮ってました。そして、擦ったものの中から茎や芯を省いて、塩とまぜ完成です。味がしないと思ってさらに塩を加えましたが、酢が入ってれば違ったんだろうな。あんなに大量にあった赤紫蘇の葉も最後にはほんのちょっぴりになりました。紫になるかと思ったら濃い緑のままでしたね。

その後、ごま塩の代わりにご飯にかけて食べています。味は、ほとんど塩です(笑)。ごはんの奥はあまり見栄えがしないけど、納豆に鰹梅を入れてまぜたもの。これがさっぱりしていておいしいです。右奥の茄子の田舎煮は初めて作りましたが、美味しくてはまりそう(味付けは唐辛子・砂糖・醤油)。茄子の皮目に細かく斜めの切り込みをいれると味がしみ込むんだな。出汁をつかわず少量の水で煮るんですが、「茄子のコクで驚きのおいしさ!」というレシピ本のキャッチ通り新しい発見でした。自分の思い込みで作るといつも同じ味になるからレシピ本通りにつくるのもたまには良いかも。 

*多分続く。梅干しファンに向けて。


【梅日記その9】2016/6/18

梅干し作りに一区切りがついたものの、この大量に余らせてしまった赤紫蘇をどうしようか・・・ふと赤紫蘇が入っていたパッケージを裏返すと「赤紫蘇ジュースの作り方」なる文字が。ええい!もうこれしかあるまい!と勢い勇んでジュース作りへ突入しました。なにしろあんなに苦労して一枚一枚洗った赤紫蘇が冷蔵庫でスタンバイしているのです。作り方をもう少し調べてみると朝ドラ「ごちそうさん」で出てきたというレシピを発見しました。よし、このレシピで作ろう!杏ちゃん好きだし。
作り方は簡単。まず鍋に湯を沸かし、沸騰したら紫蘇を加えて2〜3分煮ます。

赤紫蘇が深緑色に変色したらざるに上げ絞る。その後煮汁に砂糖を加え溶かし、お好みのお酢を加え冷やしていただきます。

 赤かった紫蘇がなぜ湯につけると深緑に変色するのかが不思議です。しかもその後酢を加えると、本当に鮮やかなピンク色になるんですよね。肝心な味はと言うと、、期待していなかったけど意外といける!いやむしろ結構好きかも?酢が入っているので体にも良さそうだし、食欲の落ちるこの時期にもさっぱりおいしく飲めそうです。氷を入れるとルビーの様な綺麗な赤色がさらにキラキラするので目にも嬉しゅうございます。


*多分続く。梅干しファンに向けて。

【梅日記その8】2016/6/18

灰汁を出して綺麗になった紫蘇に、ビンの中に残っていた梅酢を加えさらに揉みほぐします。

梅酢を入れた瞬間、赤紫蘇が綺麗なピンクに!これは赤紫蘇の「アントシアニン系の色素・シソニン」と梅の「クエン酸」が化学反応を起こすからなんだそう。添加物等一切無しで、こんなに鮮やかな赤い色が出るなんて不思議です。
仕組みは、昔小学生のときにやった紫色のリトマス試験紙に酸を含ませると赤くなる反応と同じなのだそう。きっと昔の誰かが偶然発見したものが「あの家の梅干しは赤い!」と評判を呼び、それが口づてで広がっていったんだろうなあ。で、今では「梅」と「紫蘇」の組み合わせは当然のものとなり、疑う人はもはや誰もいないのです。

さて、そうこうするうちに、主役の梅干しが天日干しから無事帰還しました!くたくたに干し上がりいい感じです。そして最後の工程である、梅干しのビン詰めです。梅を先ほど作った赤紫蘇の液に浸します。

ビンの蓋がスチールだったので、そのままだと酸で錆びてしまうらしく、ラップで仮の蓋としました。ここまでくると5粒の梅干しにも愛情が沸いてきます。。 これから日ごとに梅干しが赤くなっていくそうなので、冷蔵庫に入れてしばらく熟成させていきます。料理ってこの待っている時間もいいものだなあと思います。
*多分続く。梅干しファンに向けて。

【梅日記その7】2016/6/17

前回の日記で「もう、梅干し出来たんだな」と思われている方もいるかもしれませんが、あれはお土産に買った市販の梅干しです。ここまで読んで「どうでもいい〜」と思われたそこのアナタ!そう、この日記は梅干し好き以外あまり意味のない文章・・・スルーでお許しあれ。
さて!前々々回で、天日干しを4日続けて行うつもりが、天気予報通り4日目に雨になってしまったので、梅干したちを一旦冷蔵庫に非難させ、5日目にして曇りの隙間の晴れ間を狙って、なんとか4日間の天日干しを完了させました。
そして今回はいわゆる真っ赤な「しそ漬けの梅干し」にしたかったので、ここからもう一工程あるのです。という訳でスーパーで「赤紫蘇」を買ってきました。これ・・・梅干し1kg用の分量です。今回は5粒なので、いかんせん多すぎますが致し方ない。。写真だと袋に入っているのでまだ少なく見えますが、この分量、茎から葉をちぎって一枚一枚丁寧に水洗いするという地味な作業はなかなか根気がいり全然終わりが見えず辛かったです。

さあ!延々続くかと思われた紫蘇洗いもようやく終わりました。今回の梅干しは5粒だけなので赤紫蘇は20g(約20枚)しか必要ないみたいです。

この赤紫蘇を5gの塩でしっかりと揉みほぐします。

すると灰汁が出てくるので、これを一旦全部捨てます。

*多分続く。梅干しファンに向けて。 

【梅日記その6】2016/6/14

麺つゆに使う自家製の「かえし」が切れて来たので、ストックを作っておきます。必要なのは醤油・ザラメ・みりんで、沸騰しないように火にかけてザラメを溶かします。出来上がったら、本当は綺麗な湧き水がでる側の土の中に瓶を埋めて数ヶ月待つらしいのですが・・・それはちょっとできないので、入れるだけで焼酎が美味しくなるという陶製の容器に入れて1ヶ月くらい寝かせたらOKとしています。そしてかえしと出汁を混ぜ合わせて麺つゆをつくります。

今年初めての素麺は、まだまだ新鮮に感じられます。小皿にはおつまみ用のかつお梅も、もちろんスタンバイ。前回の梅のマリネが付け合わせです。この写真の中でもう一つ梅があるんですが分かりますか?答えは箸です。去年の冬に旅した湯布院で購入したものなんですが、大分県産の梅の木で出来ています。木の色合いがちょっと赤みがかっている気がして最近気に入っています。

*多分続く。梅干しファンに向けて。 

【梅日記その5】2016/06/14

今日はやっぱり雨。それも結構強い雨でした。なので天日干しは一旦中止。あと1日だけだから、ここで辞めてもいいような。とりあえず今日は冷蔵庫に入れて休ませています。
さて。梅干しが出来上がるのを待ちきれず、ワークショップの帰りに買っておいた、とびきりの「かつお梅」を使って、昔、料理好きの仲良し夫婦Hちゃんから教えてもらった「切り干し大根の梅マリネ」を作ります。

これは高橋みどりさんの伝言レシピという本に載っているそうで、それをさらに伝言してもらった形。これにはまってしまい常に作り続けているので、切り干し大根を常に家に常備する女になってしまいました。切り干し大根を水で戻して絞りそのまま使います。他には梅干しを叩いたもの、大葉、鰹節、オリーブオイル、しめじ、仕上げに本当は貝割れ大根をトッピングします。塩とか醤油は入れません。
まぜる前はこんな感じ。このとき鰹節を入れるのを忘れたので後で入れました。きました。

この料理のコツはオリーブオイルと梅干しはケチらないでいいものを使うことなんだそう。ふだんも激安の梅干しなんかは使わないけど、今回の梅干しで作ったものは気がつくくらい味が違って美味しくなったので少し驚きました。
*多分続く。梅干しファンに向けて。

【梅日記その4】2016/6/12

梅雨の晴れ間が続くのは今しか無いかもしれない!ということで、早速ベランダの手すり部分に、天日干しのかご(for梅干し)を設置します。

梅酢が滴りそうなのでクッキングペーパーを敷いて、素麺用の水切りすだれを置き梅干しを設置!といっても5個だけですけどね。

天気も上々!あとはこの位置まで日が差すのを待つだけです。ってあれ???もう13時過ぎてるのに全然直射日光が梅干しにあたりません。これって天日干しになっていないのでは。。部屋の位置的にぎりぎりのところまでしか日光が来ないようなのです。もたもたしていると貴重な天日干しの為の1日(for梅干し)が無為に終わってしまうー。

ということでかごをベランダの外にせり出させるという強硬手段をとり再設置です。しっかり止めるために、ええい!もうガムテでグワシッとつけました!オシャレ感ゼロ!でも・・・おお〜日光当たった〜!太陽に当たる梅干しをじっと見つめているとじわっと幸せを感じてしまいます。

虫除け用のざるを上に載せてそれから数時間日に当てると夕方には表面が乾くくらい乾燥していました。ということで今日で天日干し3日目です。明日の天気予報は雨。

*多分続く。梅干しファンに向けて。

2016年8月10日水曜日

【梅日記その3】2016/6/10

漬け始めて10日経ちました。梅酢に梅がしっかり浸かっているので、そろそろ天日干しのタイミングかもしれません。
しかしこの梅雨時に4日間連続で晴れてくれる日なんて果たしてあるのでしょうか?月間天気予報というものがあったので(AccuWeatherというサイトより)調べてみると、本日の金曜〜日曜あたりははなんとか晴れそうな感じ、その先は少し雨が降ったりしそうです。


ただ、もうこの先連続で晴れるタイミングはなかなかやって来ないと思われ、もしかしたらこの3日間の晴れ間でもありがたいのかも。。今こそ動くときなのでは!と朝起きて空を見上げてみると久しぶりの青空!

決めた!やるしかない!と梅の瓶を明けるとふぁ〜〜〜っ!と梅の強い香りが漂いました。

ああ、この臭い昔実家で嗅いだことがあるかも。。お酒は入っていないのに、なぜか梅酒の様な酔う香りです。

*多分続く。梅干しファンに向けて。

【梅日記その2】2016/6/9

自宅に戻った後は、WSで説明されたように、カビが生えない様、一日数回瓶を回して塩がまんべんなく梅にかかるようにします。

翌日にはもう液体が!これが梅酢です。この梅酢にしっかり梅が浸かるように数日待ちます。


本日の状態が一番下の写真。大分梅が梅酢に浸かって来て、質感も梅干しらしく、くしゃっとなってきています。もうそろそろ次の段階である天日干しに移れるタイミングなのかも。

しかし、これからがちょっと大変!この梅雨の時期に晴れそうな日が4日続く日を狙ってそのタイミングで行わなければならないからです。なぜ4日というと表側を乾かすのに2日、裏側に2日かかるということです。週間天気を見ると明日からの金曜と土曜は晴れマークが。しかしその先は曇りだったり雨だったり。。う〜ん、ここで決断すべきでなのしょうか。

*多分続く。梅干しファンに向けて。

【梅日記その1】2016/6/8 ※備忘録のための振り返り

関東も梅雨入りしたようですね。梅の雨と書くこの「梅雨」。諸説あるようですが、私は「梅が熟す時期」だからという説を支持したいです。なぜなら食べ物の中で一番好きなのが「梅干し」なんです。

そんなわけで先日「5つぶの梅干しを作る会」というワークショップに参加してきました。参加コードは「今までに梅干しを作ったことがない人」。興味はあったものの今まで手が出せなかった憧れの梅干し作りに挑戦です。ワークショップでは梅干しの歴史を年表と共に勉強後、まずは梅干しにする前の青梅を皆でガリリと味わいます。この青梅は無農薬で育てた上級品で果実っぽい梅だったので、もちろん酸っぱいのですが意外とおいしく食べられました。

さて本番です。5粒の青梅を選んだら、ホワイトリカーで消毒した瓶に入れて適量の塩を振りかけよく混ぜ合わせます。今回は5粒だけということもあり、重しが必要なのでガラスのビー玉を上に乗せました。そしてふたをする。以上です!いや、これから家に帰って作業は続きます。

作業が終わったあとは、次のお楽しみ、とっておきの梅干しの試食会でした。左がいわゆる昔からある塩辛い梅干し。続いて赤ジソの梅干し。かつお梅。はちみつ梅。最後が桜餅のようなやさしい味わいの梅です。

お茶漬けも出てきて梅干し好きとしては最高のワークショップでした。

*多分続く。梅干しファンに向けて。