2013年8月5日月曜日

「ウレシカ」でのグループ展に参加しました。

「幻灯の八月」ということで映像が軸になった展示です。
私は、MVで使った絵コンテや原画などの資料を展示しています。
8月いっぱいやっているので、是非遊びに行ってみてください。
ちょっと覗いてみたくなる気さくな雰囲気ながらも、毎回おもしろい試みにチャレンジしているお店です。
日によってイベントやワークショップなども。展示以外の絵本や書籍などのセレクトも素敵です。

大学の友人関野宏子ちゃんも参加していますよ。


幻灯の八月 ~真夏の夜シカ~
8月1日(木)~8月31日(土)※火水休み ★open 14時~21時
URESICA(ウレシカ)SHOP & GALLERY

絵を灯す。絵の具の色、白い光、黒い闇が、光の三原色に置き換わる...
あの人の絵はどんな灯りとなるのだろう。そんな好奇心から始まった試みの八月。
映す絵の原画や映像素材の展示、暗くなったらプロジェクターで投影します。
週末は幻灯朗読会とワークショップも開催します。

〒156-0052東京都世田谷区経堂2-25-13 1F
TEL:03-3428-0807
小田急線・経堂駅北口からすずらん通りへ入り徒歩7分くらい。 →※MAP

2013年7月23日火曜日

『A Golden Wheel』LPが発売されました。

最近は映像のお仕事で横浜に毎日通っているのですが
7月の終わりくらいまで連続で休みが無いという。。
あの暇な6月と分散してあげたいくらいですが。

それで、本日投票に行けないのは分かっていたので
ずいぶんと前に期日前投票をすませておりました。

期日前投票って思ったよりもすごく簡単。
投票当日のスケジュールに縛られないから、これからも利用するかもしれません。
やっぱり私たちの世代やもっと若い人たちは投票に行かなきゃね。

それと、遅ればせながらのご報告ですが
CDのジャケットを担当させてもらったPredawnのアナログ盤が発売されています。
先日、私のもとにも見本が届きましたのでご紹介させてくださいませ。。

CDのデザインをそのまま活かした金箔押しのジャケットに
180g重量盤&ブルークリアヴァイナルという、豪華な仕様になっています。
盤面がとても綺麗で気持ちがあがりました〜〜。
Predawn好き&アナログ盤愛好家の方
どうぞよろしくお願いいたしますー。(^ ^)





2013年6月9日日曜日

ずびーっと


少し前のことだけど
友達がやっている恵比寿のお店に「香り」の展示に行った。

アロマテラピーの先生が調合したイメージ別の香水が選べたので
ずびーっとそれぞれの種類の香りを比べた。

今の自分の気分はどんなものだろう?

一緒に言った友達は「これ!」とすぐに選べたのだけど
私は2種類のうち、すっかり迷ってしまいすぐには決められない。

「夜の森」か「自分の中の種、水、光」かどちらにしよう。。

「夜の森」ほうは、ひたすらリラックス、そのままソファーに潜り込んでよさそうな
優しい優しい香り。
「自分の中の種、水、光」は、優しく穏やかな中にも上を向いていく感じがあったので
そういうふうになっていければいいなという希望も込めて最後にこちらを選んだ。

香りの感じ方は説明として添えられていたテキストに
自分の意識がかなり影響されている気もするのだけど
最初に香り嗅いだ瞬間に、これは違う、これいいなというものは
瞬時に判断される気がする。

その後で香りを楽しむだけではなく
その中にある物語を設定して遊べるところが面白かったな。

家の引き出しに入れて、たまに思い出したときに嗅いだり手首につけたりしている。




2013年6月4日火曜日

はなれ瞽女



タルトは無事焼き上がった。
味は、まあまあ。
ぶっつけで作ったのでこんなものだろう。
林檎煮にレモン汁を入れすぎたが
その酸味が、バターとレーズンのラム酒漬けのくどさを中和してくれ
よかったかもしれない。

しかしお菓子というものには、恐ろしい量のバターが含まれているのです。
人に配るような出来でもないので、バターの過剰摂取におびえながら
朝食の代わりに一切れずつやっつける。


新聞を読んでいたら水上勉さんという小説家の特集記事。
福井県出身のかたで、その記事は原発関連の特集でもあった。

たぶんものすごく有名な方だと思うが不勉強で知らず。
しかし、心惹かれるものがあり、代表作をしらべたりしてみると
[はなれ瞽女おりん]の文字が。

あれ?これはずいぶん前にTV放送を録画しておいたものの、未だに見ていなかった
あの映画の原作ではないかしらん。
こんなきっかけもないと、この映画を見るのがまた先になってしまいそうなので
さっそく見てみるとこれがすごくおもしろかった!

篠田正浩監督。
出演、岩下志麻。原田芳雄。
1977年か。

こんな映画があったのだな。
映像に土着の生命力が宿っているようで救いのない物語なのに演技が輝いて見える。
今は重たくて情けなくどうしようもなく悲しいようなもの、でもなぜかかっこいいものを自分が欲しているのかもしれない。どうしたことだろうか。



2013年5月29日水曜日

ローストしてから



先日、なにはなくともすり鉢ですりすりして粉砕したカシューナッツを
そろそろなんとかしなければいけない。

とりあえず、今年の始めに料理用に買ったパイ皿があるので、これを使用することにする。
パイにしようか。それともタルトにしようか。
なんかこう、そういった類いだとナッツ系のものが下のほうに敷いてある気がするし。

そこで冷蔵庫にしまっていたカシューナッツをオーブンでローストしてみる。
香ばしさが出るのではという期待で。

しかしふと気を許したすきに、あっというまにアルミ箔にのせたカシューナッツが焦げていた。
はあ〜〜。この手の失敗って本当に残念以外の何者でもない。自分の不注意だしもったいないし。
ほんとに短い時間で軽くローストすればよかったのだな。。


お菓子作りは頻繁にやらないけれど、実はいろいろ気をつけなければいけないポイントがあり、
たまに思い出したように作るものだからそのポイントをすっかり忘れて見逃してしまいがちだ。
こりゃあ失敗する確率が高いわと改めて思った。


色的は、まだ大丈夫そうなきもして(やや濃いめのブラウン)
ひとつまみして味を見ると、苦いし塩味だし。。これはもしや、あんまりおいしくないということでは。食べられないこともないけど。。
まあ、ぎりぎり失敗のラインであった。

しかしもったいないし悔しいという貧乏根性で、なんとか焦げていない下の方をスプーンで取り出し
塩味なのであまり量も使えず大さじ一杯くらいで使用することにした。
アップルパイだと面倒そうなので(クロスのラインとかが)アップルタルトにした。

パイ皮をつくり、一度型にはめて焼いて取り出し
先ほどのカシューナッツとラムレーズンを混ぜて作ったクリームをその上に敷き詰める。
その上にリンゴのキャラメル煮(バターと砂糖とレモン汁で煮たもの)を並べて
170℃で30分焼けば完成だ。

2013年5月28日火曜日

すり鉢で



休む日働く日のメリハリが必要だと痛感して
この週末で実験してみた。

当たり前だけど、やっぱりこの方がよいみたい。
休むときは無心になってきちんと休む。

グーグルの地図をプリントアウトして
いつも行かない方角の遠くの駅まで歩いてみる。
知らない町のモスで読みかけの本の続きを一気に読む。

家に帰ってきて、いつかお菓子作りに使おうと買っておいたものの
すっかり放置してしまっていたカシューナッツを、とりあえずすりこぎで砕いてみる。
これを何に使おうか。

TVを見つつも、すりこぎで砕くという行為にすっかりはまる。
原始的な欲が満たされるような気がする。

「八重の桜」。今週は三郎も修理も亡くなってしまった。寂しい。
昔の人の名前は、修理とか頼母とか覚馬とか、いい名前だなと思う。
よくばっていなくて潔い感じ。
毎週見ているので、来週がまた楽しみ。

2013年5月27日月曜日

最後のとき/最初のとき


先週、原美術館で展示中のソフィ・カル「最後のとき/最初のとき」へ行った。
平日の早い時間だったので、程よい人出だった。

何らかの事情で目が見えなくなってしまった人に、
最後に自分が見た風景はどのようなものだったのかを
答えてもらう内容。
その本人のポートレイトとともに、その時見えていたものが書き出されている。

展示の説明にも描かれていたが、その質問は残酷であるなと思う。

そして、そのテキストと本人の写真を遠くはなれたこの日本で
白昼まじまじと見つめてしまうことに
小さな痛みというか罪悪感のようなものを感じてしまう。

日常近くにそういった人があれば
傷口を開かないように、周りのものは気がついていても知らない振りをしたり
その部分をぼやかして接していると思う。

しかし、この展示の内容を聞いたときになぜかとても興味をひかれた自分がいた。
というか今の自分には、このような展示を見ることがとても必要なことのように思えた。

目が見えないということは、その方々にとりまぎれもない喪失ではあるが
その展示を見ている私たちのなかにもなかなか日常には表出することのできない
様々な形の喪失や欠落があるはずである。

そういったものが、ざわざわとそのまま表に出てきてもいいような
何かの綺麗な形に整えなくてもいいような
そういった、しんしんとした静かな気持ちを持ち帰った一日だった。




2013年5月1日水曜日

新しいブログを始めました!

こんにちは。
映像やイラストを作っている masako noda ともうします。
自分のホームページをリニューアルしたので、新しくブログを作ってみました。

この場所では、思いついたときにあまり意味のないことを気軽に書いていきたいです。
新しいイラストなんかも描いていきたいです。

「チュンチュン便り」なので
家にいる文鳥のチュン吉についてのことが多くなるかもしれません。

のんびりとおつきあいいただければさいわいです。